外国人のための |
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病院には,多くの患者が来院します.大規模な病院になると,その数は膨大になり,1人の患者に長時間対応することは難しくなります.
病院内で定型化されている支援については,M3がサポートしており,患者が主体となって操作を行うことができます.現在,M3は病院内の道案内機能,Q&A機能,受診手続きの支援機能を備えています.
目的地までの経路がわからない場合は,道案内機能を使って現在地からの経路を調べることができます.
また,会計科目の内容が知りたいなど,病院内での疑問についてはQ&A機能を使うことで解決の支援をしています.
受診手続きの流れがわからない場合は,受診手続きの支援機能を使うことで,必要な手続きを調べることができます.
多言語医療受付支援システム
M3のリーフレット (pdf:160KB)
特活)多文化共生センターきょうと 外国人医療支援システム開発 プロジェクトマネージャー:前田 華奈
当センターでは2003年より医療通訳を病院へ派遣する事業を行っており,年間1000件を越える依頼を受けています.しかし,この事業は病院からの依頼を受けて派遣調整を行い,通訳者を派遣するというシステムのため,初診や救急,24時間対応は難しいという問題がありました.このシステムによって,通訳者がいなくとも,外国人の方にとって一番大きな最初の壁であった病院の受付手続きや問診などができるようになり,安心して病院を訪れることができるようになったと思います. | |
特活)多文化共生センターきょうと 理事長:重野 亜久里
経済のグローバル化に今や200万人以上の外国人住民が日本で暮らしています. 昨年,三重県で外国人の妊婦が言葉が通じないという理由で7つの病院で受け入れを拒否されたという事件がありましたが,医療現場における言葉の壁は,命に関わる重要な問題になっています. 私たちのセンターではこの「壁」をなくそうと医療機関へ通訳を派遣する事業に取り組んでいますが,まだ一部の地域の支援でしかありません. 国際化し,多文化しつつある日本社会において,まだまだ言葉のサポートは進んでいないのが現状です. このシステムは通訳者が不在でも,初診受付や問診などの場面において外国人患者も日本人と同様に手続きをすることができます.システムによって,受診の敷居を下げ,外国人が気軽に受診できるようになりました. 今後このシステムが普及していけば,外国人医療の流れを大きく変えられるのではないかと期待しております. |
医療通訳者(英語):政宗 敦子 |
医療通訳コーディネイター 看護師:高嶋 愛里 |
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日本語のできない外国人の患者さんから「このM3に出会ってからは言葉の違いというハンディーを意識しないで安心して医療が受けられるようになった」そういう感想が近い将来聞けそうです.とにかく問診内容が充実しているので,患者さんは症状を医師や看護師に正確に伝えることができます.病院内での「多文化共生」素敵だと思いませんか? |
日本語が通じないと患者様も医療者も両者が不安を抱えてしまいます. また,いつくるか分からない日本語の通じない患者様の対応を,通訳者さんにお願いするのには物理的な限界があります. その中で病院での最初の入り口である受付をこのシステムでカバーすることによって,日本語の通じない患者様の早期受診と継続した受診行動につながっていくのではないかと期待しています. |
| 主査 | 重野 亜久里 (多文化共生センターきょうと) |
| 副査 | 吉野 孝 (和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 吉野研究室) |
| 幹事 | 田淵 裕章 (関西学院大学理工学部情報科学科 北村研究室) |
| 宮部 真衣 (和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 吉野研究室) |
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| 会員 | 石田 亨 (京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 石田・松原研究室) |
| 北村 泰彦 (関西学院大学理工学部情報科学科 北村研究室) |
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| 重信 智宏 ((独)情報通信研究機構 言語グリッドプロジェクト) |
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| 前田 華奈 (NPO 多文化共生センター・きょうと) |
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| 村上 陽平 ((独)情報通信研究機構 言語グリッドプロジェクト) |
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| 福島 拓 (和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 吉野研究室) |
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| 協力会員 | 小原 永 (アドバイザ) (NTTアドバンステクノロジ株式会社) |
| 小見 佳恵 (アドバイザ) (NTTアドバンステクノロジ株式会社) |
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| 津村 宏 (アドバイザ) (東京医療保健大学医療保健学部医療情報学科) |
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| 吉原 博幸 (アドバイザ) (京都大学医学部附属病院/京都大学医学研究科/京都大学情報学研究科社会情報専攻) |